朝鮮半島有事 2013 3 9

 最近、北朝鮮は、
「核先制攻撃の権利を行使することになる」、
「第二の朝鮮戦争が避け難くなった」と威嚇しています。
 あげくの果てには、
朝鮮戦争の休戦協定の全面白紙化も表明しました。
 こうした瀬戸際外交は、いつもに比べて、
かなり激しいものになっています。
 これが、単なる恫喝なのか、
一種の宣戦布告なのか、評価しにくいところがありますが、
万が一、朝鮮半島有事になったら、
日米両国は、どうするか。
 私は、2012年1月29日に、このサイトで少し書きましたが、
まず、両国とも、自国民の救出に専念することになるでしょう。
 最新鋭のオスプレイを使って、自国民の救出となるかもしれません。
そのためには、訓練が必要ですが、
まさか韓国で訓練するわけにはいきません。
 そこで、韓国と地形が似ている場所を、
日本列島から探して、そこで訓練するわけです。
もちろん、夜間訓練も必要でしょう。
 こうした作戦が成功すれば、世界各国から、
オスプレイの注文が相次ぐでしょう。
価格は、かなり高額ですが、
それでも世界のベストセラーになる可能性があります。
 航空機産業は、自動車産業のように、
産業としての裾野が広いので、
「オスプレイ・バブル」が起こるかもしれません。
 さて、アメリカは、今、財政問題で、とても忙しい。
日本の世論は、李大統領(当時)による竹島上陸問題で、
すっかり「しらけムード」になっています。
 これは、北朝鮮から見れば、チャンスに見えるでしょう。
「朝鮮半島を統一するチャンスだ」と思うかもしれません。

二正面作戦 2012 1 29
 日本の自衛隊は、
米軍が中東と東アジアで二正面作戦の能力を維持できるか、
興味深く見ているでしょうが、
自衛隊も、二正面作戦を取らざるを得ない場合が、
出現する可能性を検討すべきです。
 ペルシャ湾(ホルムズ海峡)は海上自衛隊、
朝鮮半島は陸上自衛隊が主力となるでしょう。
 ペルシャ湾の海上自衛隊はわかるが、
「朝鮮半島の陸上自衛隊は、なぜか」と思ったでしょう。
 それは、朝鮮半島有事の際に、韓国にいる邦人保護の問題です。
その数が、数十人ならば、韓国軍や米軍に頼めるでしょうが、
邦人の数が、数千、数万人になると、
もはや邦人保護を韓国軍や米軍に頼める話ではありません。
陸上自衛隊が、韓国国内において邦人保護をするしかないでしょう。
この場合は、陸上自衛隊の大規模な出兵となるかもしれません。
 もちろん、このような混乱になる前に、
人民解放軍瀋陽軍区の精鋭部隊が38度線まで進出するかもしれません。
(中国軍は、ついでに済州島も取るでしょう。
済州島は、中国にとって価値ある島です)
 さて、中東も厳しいと思います。
中東での戦いは、通常でない兵器、
つまり、核兵器が使用される可能性があります。
 2012年1月28日の時事通信社のニュースには、
さらりと、「米軍は、地下貫通型爆弾バンカーバスターが、
イランの地下施設を破壊できないと結論付けた」というニュースが流れましたが、
これが意味することは、残る兵器は、核兵器しかないということかもしれません。
 もちろん、米軍は使わないでしょうが、イスラエルは、使うかもしれません。
イスラエルは、座して死を待つような国ではありません。






























































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